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経営者・園長が直接保育士の相談に乗るのは間違っている!

園数が少なかったり規模が小さかったり、保育園では現場の保育士との距離も近く、時には保育士の相談に乗る経営者や園長もいることでしょう。しかし、保育士との距離が近過ぎるのは良いこととは言えません。良かれと思って相談に乗っていたことが、保育士たちの成長を妨げる原因になっていることもあるのです。

経営者・園長の声‐よくある誤解

保育士人材育成_相談事に乗る

・時間がとれる時は、できるだけ多くの保育士に直接指導するようにしています。管理者を通してだと、どうしても伝わらないことがあるので…。
・何か困ったことがあれば、「いつでも直接相談しにきなさい」と保育士には言っています。

よくある誤解に対する正しい対応方法

経営者・園長が管理者(主任など)を飛ばして、直接多くの保育士に指導するとマネジメントにおいて次の三つの弊害が発生します。

一つ目は「管理者(主任など)が無責任になり、成長しないという悪循環になる」

経営者・園長が管理者を飛ばすことで、管理者は「経営者・園長が直接指示をしているのだから、失敗しても自分に責任がない」という感覚になります。結果的に失敗した際は、評価を下げることになるのですが、責任を感じていないことに対して評価が下がることになり、不満が生まれるという悪循環となるでしょう。

また、経営者・園長が本来の管理者の仕事を直接行ってしまうため、管理者は経験を積めずに成長できません。「なかなか管理者が育たないから直接やるしかないんだよね」という発言を多く聞きますが、原因は「社長が管理者の仕事を自らしてしまっている」ということが多いです。

二つ目は「保育士が主任・園長を上司として認識しなくなる」

経営者が直接コミュニケーションを取ることで、保育士は「自分は経営者(園長)と直接コミュニケーションを取っていい立場なんだ」と感じるようになります。すると自分があたかも園長(主任)と同等であるかのような誤解を持ち、指示を聞かなくなります。

「私の言うことは聞くのに園長(主任)の言うことは聞かないんですよ。園長(主任)はなめられているんですよ。」といった発言をしていたとしたら注意が必要です。

三つ目は「上司が2人いると錯覚する」

経営者が保育士と直接コミュニケーションを取ることで、保育士は「経営者と本来の上司である園長(主任)の2人が自分の上司である」と錯覚します。

そうなると園長(主任)からNGを出されたことでも、「経営者だったらNGではないはず」と勝手な自己判断をするようになるでしょう。そして上司が2人いると上司を比較するようになり、上司を評価するようになってしまいます。「やっぱり経営者はわかってくれるな。それに比べて園長(主任)は…」となると、保育士は園長(主任)の言うことを益々聞かなくなります。

「現場の保育士は、経営者に話を聞いてもらって良かったって言うんですよ。園長(主任)が保育士からの信頼がなくて困っています。」という発言が出ていたら注意が必要です。

まとめ

保育士人材育成_成長

基本的にコミュニケーションは、直接の部下である園長(主任)とだけにしてください。みんなと話す機会が減って一人の人間としては寂しいかもしれませんが、会社・保育園の成長のためにはこうあるべきです。

参考著書:『伸びる会社は「これ」をやらない!』株式会社識学 代表取締役社長 安藤広大

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